Naturing Thailand

 タイと仕事で関わりを持って30年以上が過ぎました。 現在は帰国していますが、またタイに行きたいと思っています。  はじめはタイで遺跡や仏像を中心に撮っていましたが、いつのまにか蝶や動植物が主になってしまいました・・・

 ムラサキシジミ族(Arhopalini)

オナシウスモンムラサキシジミ(Arhopala epimuta) in Khao Yai NP, 2016

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<16Jan'2016, Khao Yai NP>


 今日は、Khao Yai 国立公園で撮影した、
オナシウスモンムラサキシジミ(Arhopala epimuta elsiei, CN:Tailless Disc Oakblue)
です。

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<16Jan'2016, Khao Yai NP>

 オナシ<尾無し>と和名が付くくらい、タイに分布するシジミ蝶、なかでもムラサキシジミ( Arhopala )は尾状突起の無い種は少数派です。
 このムラサキシジミやウラナミシジミで尾状突起の無い種は、良く「オナシ」という名がついています。

 本種は、Khao Yai国立公園では比較的良く出会うムラサキシジミです。

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<31Jan'2016, Khao Yai NP>

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<31Jan'2016, Khao Yai NP>

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<31Jan'2016, Khao Yai NP>

クロオビニセムラサキ(Flos diardi)in Khao Yai 2016

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<01Jan'2016, Khao Yai NP> 以下同左

 今日は、Khao Yai 国立公園で撮影した、
クロオビニセムラサキ(Flos diardi diardi, CN:Bifid Plushblue)
メスです。

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 当初、昨日紹介したエグリシジミと思って記事にしましたが、記事をUPしたとたんに、チェンマイ在住のIYさんから指摘を受けて訂正しました。

 いつもながら、ご教授ありがとうございます。

エグリシジミ(Mahathala ariadeva) in Khao Yai NP, 2016

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<01Jan'2016, Khao Yai NP> 以下同左

 今日は、Khao Yai 国立公園で撮影した、
エグリシジミ(Mahathala ariadeva ariadeva, CN:Malayan Falcate Oakblue)
です。

 タイ国内の山野では低いところから1000m位まで見られ、特に珍しい種ではありません。
 林縁を歩いていると、特定の木の周りを舞っているところをよく見かけます。

 翅裏は後翅の肛角部の抉れが目立つ以外とっても地味ですが、翅表の紫を見るとムラサキシジミ族であることが分かります。

マルバネミドリムラサキシジミ(Arhopala eumolphus) in Khao Yai NP, 2015

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<22Nov'2015,Khao Yai NP> 以下同左

 今日は、カオヤイ国立公園で撮影した、
マルバネミドリムラサキシジミ(Arhopala eumolphus eumolphus, CN:Green Oakblue)
です。
 
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 一瞬、舞い降りてきた緑系のムラサキシジミです。

  ですから和名は、「 緑 - 紫蜆 」です。

 タイ北部では比較的見られる種のようですが、タイ中央部、中西部の記録ほとんどありません。 
 私も、これがKhao Yai 国立公園での初めての出会いでした。

 残念ながら緑がかった美しい翅表は撮影できませんでした。
 いつか、美しい翅表を撮影したいですね・・・・って、そういう蝶ばかりで、残りの人生では時間が足りませんね。

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     タイの昆虫、動植物などの自然、遺跡、仏像、風景などを写真で紹介します。

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