Naturing Thailand

 タイと仕事で関わりを持って30年以上が過ぎました。 現在は帰国していますが、またタイに行きたいと思っています。  はじめはタイで遺跡や仏像を中心に撮っていましたが、いつのまにか蝶や動植物が主になってしまいました・・・

 集団吸水

暑季入り直後のチョウの集団吸水 in Kaeng Krachan NP 2014

 本日タイ時間午後4時半にクーデターを実施して全権を掌握したと発表したタイ国軍の平和・治安維持委員会は、本日からの午後10時~午前5時までの間の外出禁止令をタイ全土に発出したことをアナウンスしました。
 
 先ほど(タイ時間5月22日、19:45)にちょうどケーブルTVのNHKのニュース9を見ていたら、画面が軍の放送に切り替わり、他のタイ国内TV局も含めてすべて軍の同じ放送。
 軍の報道官が画面に現れ、夜間外出禁止令の発令をアナウンス。


 そうしているうちに在タイ日本大使館から、夜間外出禁止令に伴う注意喚起の緊急一斉メールが届きました。
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タイ在留邦人の皆様へ
             【大使館からのお知らせ】
                     緊急一斉メール

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国軍による夜間外出禁止令に伴う注意喚起
(2014年5月22日現在)

平和・治安維持委員会(POMC)は,本日より,午後10時~朝5時までの間,外出禁止令をタイ国全土に発出しました。
なお,上記委員会によると「空港へ向かう人については,
この限りではありませんが,当局より問われる場合はその旨を説明する必要がある。」由です。
(つきましては,外出禁止時間中に空港に向かわれる方は,
当局よりの照会に備えてE-チケット,パスポート等を提示できるようお勧めします)
今後も,在留邦人の皆様の生活に影響が及ぶ措置が執られる可能性もありますので,
大使館からのお知らせ等関連情報には十分注意をお願いします。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館
=====================
  どのように決着をつけるのか注視です。

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(本題です)

 先週は、寒季の終わりのKaeng Krachan 国立公園内のチョウの集団吸水までを紹介しました。
 今日は、寒季から最も暑い季節の暑季(ほぼ乾期の後半です。)に入った直後の今年2月23日と3月8日の公園内のクリーク沿いにできていた吸水集団の紹介です。

 この日は、Graphium macareus と Graphium megarus の2種のマダラタイマイとオナガタイマイ Graphium aristeus が集団の主役でした。

 オナガタイマイには、この辺りが南限の Grapjhium nomius も少数混じっていました。

 例年ですと、マダラタイマイやオナガタイマイが大量発生した後、気温が一気に上がり、雨も降るようになってチョウが爆発的に増えるのですが、今年はこの週の後 低温と雨がほとんど降らない日が3週間ほど続き、4月に入るまでチョウの少ない日が続きました。

 4月にチェンマイを訪問したら、現地在住のチョウの研究者Iさんから、チェンマイも同じような状況で今年の暑季はタイ全体でチョウが少ないとこぼしておられました。

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<23Feb'2014, Kaeng Krachan NP>

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<23Feb'2014, Kaeng Krachan NP>

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<23Feb'2014, Kaeng Krachan NP>

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<23Feb'2014, Kaeng Krachan NP>
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寒季の終わりのチョウの集団吸水 その4 in Kaeng Krachan NP

 一昨日の集団吸水の写真撮影から8日後の2月22日にKaeng Krachanj国立公園内で撮影した吸水集団です。

 シロチョウはまだカワカミシロチョウが大勢。
 Graphiumはマダラタイマイが断然多くなってきました。

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<22Feb'2014, Kaeng Krachan NP> 以下同左

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寒季の終わりのチョウの集団吸水 その3 in Kaeng Krachan NP

 今日は、一昨日の記事の写真を撮影したKaeng Krachan国立公園内のクリークが合流するところにできた中洲で撮影した、この頃つまり寒季から暑季に入る2月中旬以降に増え始めたGraphium属が中心の吸水集団です。
 
 この頃は、アオスジアゲハがまだ多く、ミカドアゲハやオナガタイマイ、マダラタイマイも交じっています。
 3月以降、マダラタイマイ、アリステウスオナガタイマイ、ミカドアゲハと順に大発生して大吸水集団を見せてくれるGraphium属のまだ控えめな吸水集団です。

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<14Feb'2014, Kaeng Krachan NP> 以下同左

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寒季の終わりのチョウの集団吸水 その2 in Kaeng Krachan NP

 一昨日の記事のカワカミシロチョウが大きな吸水集団を作っていた日に、クリークの中洲などもっとよく日の当たるところにできていた吸水集団では、この時期やや数が増える、
ベニシロチョウ(Appias nero figulina, CN:The Orange Albatross)
が鮮やかな橙色を見せていました。

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<14Feb'2014, Kaeng Krachan NP> 以下同左

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    Phimee

     タイの昆虫、動植物などの自然、遺跡、仏像、風景などを写真で紹介します。

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