Naturing Thailand

 タイと仕事で関わりを持って25年以上が過ぎました。 昨年、病のため2度目の駐在からやむなく帰国。 また、タイに行きたいと思っています。 はじめはタイで遺跡や仏像を中心に撮っていましたが、いつのまにか蝶や動植物が主になってしまいました・・・

 その他のタテハチョウ科

ホソバネッタイヒョウモン(Cirrochroa emalea) in Chantaburi, 2015

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<17May'2015, Chantaburi> 以下同左

 今日は、Chanataburi県のDacalanaの山の麓で撮影した、
ホソバネッタイヒョウモン(Cirrochroa emalea emalea, CN:Malay Yeoman)
です。

 タイ中西部のKaeng Krachanでたまに見かける Cirrochroa aoris や Cirrochroa surya によく似ていますが、この子たちの分布も昨日の C.chione ほどではありませんが分布はタイ中部では限定的です。
 タイでは半島部が主な分布地ですが、このとき撮影したChantaburi県などタイ湾を挟んで東南部のカンボジア国境地帯にも分布しているようです。

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 この時はタイ中部や西部で嫌になるくらい山道でたくさん見かける Cirrochroa tyche をほとんど見かけず、同属は C.emaleaばかりでした。

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キオネネッタイヒョウモン(Cirrochroa chione) in Khao Soi Dao WS,2015

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<16May'2015, Khao Soi Dao WS> 以下同左

 今日は、Khao Soi Dao自然保護区で、一瞬だけ撮影できた、
キオネネッタイヒョウモン(Cirrochroa chione, CN:Dark Banded Yeoman)
です。

 この時、遥々チェンマイからやって来て同行してくれた、チェンマイ在住の蝶の研究家のYIさんが教えてくれました。

 ここも、体がいうことを聞くようになったらゆっくり回りたいところの候補です。
 S.louisa siamensisS.cambodiaP.bianor pinratanaiM.faunula kimurai など、タイではこの東南部からカンボジア国境にかけてにしか分布しない美しい蝶たちを見るには、行くしかないですね。

 本種も、タイ国内では東南部のこのあたりの記録があるだけで、『タイ国の蝶Vol.3(木村勇之助コレクション)木曜社2016年』では、標本写真の記載がありません。

 いつか開翅も撮影したいです。

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ヒロオビコノハ(Kallima incognita) in Nam Nao NP, 2016

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<03Apr'2016, Nam Nao NP> 以下同左

 今日は、Nam Nao国立公園の南側の松林の奥の川沿いで撮影した、
ヒロオビコノハ(Kallima incognita)
です。

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 チェンマイ在住のYIさんによると、K.incognita は北部タイの山地では普通に見られ、北部ではむしろ普通のコノハ K.inachusの方が珍しいぐらいということでした。

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 昨年の乾期は大干ばつでこの川も水が殆ど無く蝶は極端に少なかったと記憶しています。
 所々に残った水たまり周辺にほんのちょっとだけ蝶が来ていました。

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マルモンアイイロコノハ(Kallima alicia) in Phu Khieo WS, 2016

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<02Apr'2016, Phu Khieo WS> 以下同左

 今日は、昨日のNeurosigma siva を撮影した直後に、池沿いのトレイルで撮影できた、
マルモンアイイロコノハ(Kallima alicia kishii)
です。

 2013年にコノハチョウ(K.inachus)とされていた複数種が交尾器形態により整理されました。
 これによりタイ国ではKallimaは5種が分布することとなりました。

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 本種はその中でオレンジの帯のあるコノハ蝶の中では分布記録が局所的で、『タイ国の蝶Vol.3(木村勇之助コレクション)木曜社2016年』では、Khao YaiとKhao Soi Daoで記録されているだけとなっています。

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 同行したチェンマイ在住の蝶の研究者であるIYさんもここで見れたことに驚いていました。
 結局タイでは、本亜種はまだ数えるくらいしか確認されていないようです。

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ナガコムラサキ(Chitoria naga) in Doi Chiang Dao, 2015

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<25Oct'2015,Doi Chiang Dao> 以下同左

 今日は、Doi Chiang Dao の林道で撮影できた、
ナガコムラサキ(Chitoria naga, CN:Naga Emperor)
です。

 前日、Doi Inthanonでこの回のチェンマイ合宿の目的の一つ、O.damaris になんとか出会えたのでこの日もと意気込んでDoi Chiang Daoへ。
 この日は、栃木から来ていたIYさんの友人のやはりIさんもご一緒でした。
 このIさん、Arhopalaの稀種などアッと驚くような蝶をたびたび採集できている方ということで、期待が高まります。

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 IYさんが以前出会ったことがあるという脇道の林道を行ったり来たり、とうとう会えました。
 昨年発行の『タイ国の蝶Vol.3(木村勇之助コレクション)木曜社2016年』に記載されていますが、標本の図版はありません。
 タイでは北部山地の一部にしか分布していないようで、記録もここChiang DaoとMae Hong Sonくらいしかないようです。

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 チェンマイ在住のYIさんには、こうした図鑑にも標本掲載の無い種までいくつも会わせていただき、大感謝です。

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