Naturing Thailand

 タイと仕事で関わりを持って25年が過ぎました。 現在2度目の駐在中です。 遺跡や仏像を中心に撮っていましたが、最近は健康のために始めたトレッキング中に撮るようになった蝶や動植物が主になってきました。 (・・・と、記していましたが、すっかりチョウの紹介Blogになってしまいました・・・)

July 2010

アダムソーニミヤマベニモンアゲハ - アゲハチョウ科その42

 今日は、
アダムソーニミヤマベニモンアゲハ(Atrophaneura adamsoni adamsoni)
です。

 ベニモンアゲハと名が付いていますが、同じジャコウアゲハ属(Atrophaneura)の中でもベニモンアゲハ亜属(Pachliopta)ではなくアケボノアゲハ亜属(Atrophaneura)に分類されていて、ベニモンアゲハよりもアケボノアゲハやジャコウアゲハに近いアゲハのようです。

 明日改めて紹介のベニモンアゲハとは良く似ていますが、白い斑紋の形や外縁の赤い半月、三日月紋を見れば容易に区別できます。
 翅の斑紋はどちらかというとこちらよりベニモンアゲハのほうがジャコウアゲハに似ていますね。

 どちらも小型のアゲハで飛び方も良く似ているように思います。
 こちらは、ある程度の山地に行かないと見れないという報告もあるようですが、ぺブリ県の国立公園でこちらとベニモンを何度か見かけた経験では、いつもミヤマベニモンが公園ゲートに近い標高の低い所で、ベニモンがやや標高の高い(と言っても1000mまでは上がりません)で見かけました。

 Exif情報が必要な方は、フォト蔵-アダムソーニミヤマベニモンアゲハでご確認ください。

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<10/0718 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/0718 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/0718 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/0718 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/0718 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

ナガサキアゲハ - アゲハチョウ科その41

 今日は、
ナガサキアゲハ(Papilio memnon agenor)
です。

 タイ中部、中西部などの私の活動範囲ではキシタアゲハのメスに次ぐ大きな蝶です。

 オスは基部と外縁に赤斑のある黒地の翅の裏面、青みがかった黒色地に明るい水色の鱗粉を鏤めた翅の表面、昨日のクロアゲハよりさらに存在感があり目立ちます。

 あまり、集団吸水する姿より、黒色系のアゲハの吸水集団やアオスジアゲハ族の集団吸水に1~2頭で、存在感を誇示しながら吸水している姿を見かけることが多いですね。

 昨日のクロアゲハの記事でも書きましたが、特徴は尾状突起が無いこと、前後翅裏面の基部に赤斑があること、後翅表面全面に基部から放射状に明るい水色の鱗粉が帯状に広がっていることなどです。

 メスは昨年まで見たことがなかったのですが、今年は6月、7月とぺブリ県の山岳地帯の国立公園の道路に面した林縁で尾状突起のあるタイプと尾状突起がなくて後翅中央外縁側に大きな白斑があって外縁に黒点が並ぶタイプを何頭か見かけました。メスは他にもいくつかタイプの異なるものが居るようです。
 ただし、メスは見かけても全く停まる気配がなくてまともに写真が撮れていません。
 今日は、メスの有尾型を追いかけた時に写った証拠写真と、メスの無尾型の少々疲れ気味の個体の吸水写真も来年ちゃんと撮るぞという決意表明として紹介します。
 来年というのも、来週からこの雨季の3ヶ月間、この公園のいつも蝶を撮影に行くエリアが閉鎖されてしまうからです。
 来年の雨季は是非クロアゲハ、ナガサキアゲハ、アダムソーニミヤマベニモンのメスのちゃんとしたい写真を撮りたいです。

 Exif情報が必要な方は、フォト蔵-ナガサキアゲハ2010でご確認ください。

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<10/04/03 サケオ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/04/03 サケオ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/04/24 ぺブリ県 D300 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G ×1.5>

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<10/06/27 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/06/27 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/06/27 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/07/11 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>
ボケボケの写真でごめんなさい。メスの有尾型の証拠写真です。
尾がうっすらと見えます。
シロオビアゲハのベニモン型のメスと似ていますが、二回りほど大きいのと前翅基部に赤斑があります。

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<10/07/25 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>
メスの無尾型で後翅に大白斑の有るのタイプです。
かなり疲れ気味で、翅はボロボロでした。

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<10/07/25 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>
オスと翅の形は同じですが、後翅表裏に中央から外縁にかけて翅が白くなっており、外縁に黒点が並んでいます。

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<10/07/25 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

クロアゲハ - アゲハチョウ科その40

 今日は
・クロアゲハ(Papilio protenor euprotenor)
です。

 日本産と異なり尾状突起がありません。

 タイ中西部ぺブリ県の山岳地帯の国立公園で他の黒系アゲハたちと吸水しているところを撮影しました。
 どうも、タイ中部のサラブリ県やカオヤイ国立公園を含む東部森林地帯では見たことがなく、分布もしていないようです。
 
 こちらでは、分布が重なるやはり尾状突起のないナガサキアゲハ(今日の写真6枚目と7枚目)にとてもよく似ています。大きさもナガサキアゲハと同じくかなり大型のアゲハです。
 分りやすいところで異なる点は、ナガサキアゲハが前、後翅裏面の基部に赤斑があること、裏面表面の水色の鱗粉がナガサキアゲハは全面に鏤められているのに対し、クロアゲハが4~7室にだけあることなどです。

 7月のこの公園では、他の月にほとんど見かけることのなかったクロアゲハのメスやナガサキアゲハのメスを何度か見ることができました。
 クロアゲハのメスは翅の表裏ともオスに比べて青みが薄く、黒地ですが全体的に白っぽく見えました。
 残念ながら毎回見かけるのは林の暗い縁で、停まってくれず写真は撮れていません。

 Exif情報が必要な方は、フォト蔵-クロアゲハ2010でご確認ください。

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<10/06/27撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
クロアゲハと言っても、オスの翅の表面は青みの強い黒です。

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<10/06/27撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/06/27撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
手前がクロアゲハで奥が良く似たナガサキアゲハです。
ナガサキアゲハのほうは、明るい水色の鱗粉が後翅表面全面を覆っています。

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<10/06/27撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/06/27撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/06/27撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
こちらは、よく似たナガサキアゲハです。
翅の裏面の基部に赤斑があります。

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<10/06/27撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
これもナガサキアゲハの翅の写真です。
後翅表面の全面に水色の鱗粉が鏤められています。

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<10/06/27撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
青黒い地に明るい水色の鱗粉、なかなか綺麗です。

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<10/06/27撮影 ぺブリ県 D300 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G ×1.5>
左はモンキアゲハ。

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<10/06/27撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
右はモンキアゲハ。クロアゲハのほうが一回りほど大きいです。

チャイロフタオチョウ - フタオチョウ亜科その10

 さらに昨日の続きです。
チャイロフタオチョウ(Charaxes bernardus hierax)

 一昨日からの鹿の糞に順にやって来た3頭のチャイロフタオチョウが飛び立つシーンです。
 3頭とも微妙に翅の裏面の模様は異なりますが、翅表の色と模様はほぼ同じでした。

 Exif情報が必要な方は、フォト蔵-キオビフタオとチャイロフタオでご確認ください。

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 EX-FH25 HSパスト連写>

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 EX-FH25 HSパスト連写>

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 EX-FH25 HSパスト連写>

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 EX-FH25 HSパスト連写>

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 EX-FH25 HSパスト連写>

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 EX-FH25 HSパスト連写>

キオビフタオチョウとチャイロフタオチョウ - フタオチョウ亜科その9

 昨日の続きです。
キオビフタオチョウ(Charaxes solon sulphureus)
チャイロフタオチョウ(Charaxes bernardus hierax)

 昨日の鹿の糞にキオビフタオチョウだけではなくチャイロフタオチョウもやってきました。
 今日は主にキオビフタオチョウとチャイロフタオチョウが2ショットになった飛び立つシーンの写真です。

 Exif情報が必要な方は、フォト蔵-キオビフタオとチャイロフタオでご確認ください。

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 EX-FH25 HSパスト連写>
真ん中に写っているシジミチョウはbulisウラギンシジミ。
このシジミチョウも獣糞や人の汗が好きです。

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 EX-FH25 HSパスト連写>

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/07/11撮影 ぺブリ県 EX-FH25 HSパスト連写>
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