Naturing Thailand

 タイと仕事で関わりを持って25年が過ぎました。 現在2度目の駐在中です。 遺跡や仏像を中心に撮っていましたが、最近は健康のために始めたトレッキング中に撮るようになった蝶や動植物が主になってきました。 (・・・と、記していましたが、すっかりチョウの紹介Blogになってしまいました・・・)

June 2010

タイワンヒメシジミ - シジミチョウ科その34

 今日は、
タイワンヒメシジミ(Chilades putli = Freyeria;英名:The Small Grass Jewel)
です。

 昨年11月に、「タイの自然と風景」のカオヤイさんにキララシジミの出現場所をお教えいただくために初めてカオヤイ国立公園に同行させていただきました。
 その日、キララシジミを一緒に観察した後に同行して教えていただいた場所で撮影しました。

 さすがにカオヤイさんが定番で観察している場所、ほんの小さな草地なんですが数頭のタイワンヒメシジミ以外にもウラナミシジミの交尾が見れたり、シジミチョウが確かに他より多く見れました。
 カオヤイさんありがとうございました。 

 波模様のあるシジミの中では、かなり小さいほうです。
 翅の表はやや地味ですが、裏面は後翅の外縁にずらっと並んだオレンジの縁取りの黒い紋が目立ちます。
 大抵はこのうち4つが色合いがはっきりしているようです。
 翅の表はやや地味な色合いですが、羽化して間もない個体の裏面はなかなか綺麗でした。

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐タイワンヒメシジミ でご確認ください。 

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<09/11/22撮影 カオヤイNP D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<09/11/22撮影 カオヤイNP D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<09/11/22撮影 カオヤイNP D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<09/11/22撮影 カオヤイNP D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

キオビフタオチョウ - フタオチョウ亜科その5

 今日は
キオビフタオチョウ(Charaxes solon sulphureus)
です。

 このところフタオチョウは、チビフタオとホウセキフタオにしか出会わないのでほかのフタオチョウにも合えないかなと思っていたら、ぺブリ県の山岳地帯の国立公園でこの子に遇えました。

 公園内のキャンプ場へ上る車道に橋がいくつか架かっていますが、そのひとつの欄干の上にリスかサルだと思いますが獣糞があり、そこに吸汁にやってきました。

 この日、この橋の欄干の獣糞には、その他bulisウラギンシジミ、チャイロタテハ、ウスイロネッタイヒョウモン、レクタリクイナズマなどが吸汁にやってきていました。

 やはり超高速戦闘機チャイロフタオチョウの仲間。
 パラララララ・・・・・という羽音とともにやって来て、周辺を飛び回ってちょっと吸汁したかと思うと、また羽音を残して飛んで行ってしまいました。

 飛び立つシーンは1/1600秒のSSでもややブレています。

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐キオビフタオチョウでご確認ください。 

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<10/06/13撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
 一番左端の手前がキオビフタオチョウ。
 やや大型の褐色のタテハチョウはerotaチャイロタテハ、やや小型の褐色のタテハがウスイロネッタイヒョウモン。

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<10/06/13撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
 同じく獣糞に吸汁にやって来たbulisウラギンシジミ。

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<10/06/13撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/06/13撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/06/13撮影 ぺブリ県 EX-FH25 HSパスト連写 >

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<10/06/13撮影 ぺブリ県 EX-FH25 HSパスト連写 >

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<10/06/13撮影 ぺブリ県 EX-FH25 HSパスト連写 >

トラフタテハ - イチモンジチョウ亜科その4

 昨日は、ペブリ県の山岳地帯の国立公園に行ってきました。
 2週間前には、ツマベニチョウ、ウスキシロチョウ、メスシロキチョウ、シロオビアゲハ、ミカドアゲハ、チャイロタテハなどの集団吸水が見られました。
 昨日は、アゲハ類では、主役が増えクロアゲハとアオスジアゲハが集団を作っていました。
 一方、シロチョウの仲間では2週間前にあれだけたくさん吸水していたウスキシロチョウがほとんどいませんでした。
 ウスキシロチョウはここでもサラブリと同じようにどこかへ大移動してしまったのでしょうか?
 その他、悲しいことに公園ゲートを入って直ぐの貯水池脇の休憩所。
 2週間前には、この休憩所の周りにsaronisウラギンシジミが何頭か居てコンクリート製のベンチを舐めたり、私の汗を吸いに来たりして、気が向くと周りの草地で橙色の派手なディスプレーをしてくれていましたが、昨日行くと休憩所周囲の草はきれいに刈られていて、昨日はここではタダの一頭のウラギンにも会えませんでした。
 まあ、タイでは国立公園や歴史公園などでしょっちゅう目にする、目的や重要性に対する認識や順位が我々の世界(日本人だけ?)の常識とは違うんだという現実ですね。

 さて本題。 今日は、
トラフタテハ(Parthenos sylla apicalis)
です。

 名前の由来は「虎斑」。
 翅の表面真ん中道を中心に横縞があります。
 インドから、東南アジアの島嶼地域に至るまで広く分布しています。
 地域によりさらに個体により、褐色、茶色、瑠璃色、緑色など色合い、大きさに変異があるようです。
 シンガポールのセントーサ島のButterfly park & Insect Kingdomのパンフレットの写真のトラフタテハは、黄褐色の地に黒い横縞でまさに「虎斑」でしたが、私がタイで見たことがあるのはほとんど青地に横縞です。

 前肢にある白斑も白だったり、うっすらと青くなっていたりいろいろですね。
 前後翅の外縁の黒い縁取りの内側の帯も黄褐色だったり、灰青色だったりします。

 かなり大型の個体が多く、山道や明るい林道をさっそうと飛ぶ姿はよく目立ちます。
 見かける機会は結構ありますが、あまり停まったりじっとしていてくれないので撮影チャンスはそう多くはありません。 
 サラブリ県のよく行く国立公園のトレイルでは必ず何頭かに出会うのですが、いつもトレイル沿いにスーッと飛んできて、レンズを向けるとすぐに木の上のほうに飛び去ってしまいます。 

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐トラフタテハでご確認ください。 

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<09/11/28撮影 カオヤイNP D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
カオヤイ国立公園にて、吸蜜にやって来た個体です。
この個体は、虎斑の周囲だけ青く、その他の部分は褐色が強い個体でした。

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<09/11/28撮影 カオヤイNP D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<09/11/28撮影 カオヤイNP D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
同じ花にやって来た、上の2枚とは別の個体です。
全体に青みの強い個体でした。

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<09/11/21撮影 サラブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
黒い横縞の虎斑です。

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<10/03/28撮影 ぺブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
ぺブリ県の山岳地帯の国立公園の野生動物たちの水場にあったシカの足跡の中に頭を突っ込んで吸水していました。

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<10/05/28撮影 サラブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>
滅多にこういう姿を撮影できるチャンスはありません。
大変ラッキーでした。

シロオビアゲハその2 - アゲハチョウ科その33

 今日は、先週、今週の日曜日にぺブリ県の山岳地帯の国立公園でたくさん羽化していた蝶の中から、
シロオビアゲハ(Papilio polytes romulus)
です。

 タイ中部で見かけるアゲハチョウの中では、特定の時期と場所で大量にというとカオヤイ国立公園のルリモンアゲハの集団吸水やこの公園のオナガタイマイの大発生などがありますが、一年を通じてそれもどこの山に行っても見かけると言うとこのシロオビアゲハとミカドアゲハの仲間が最も機会が多いです。

 モンキアゲハやナガサキアゲハなど大型のアゲハチョウが多い黒系のアゲハチョウの中では一番小さいほうですね。
 
 先々週日曜日(6日)には、公園内の水辺でオスが単独または他の吸水する蝶の集団の隅っこでと至る所で吸水していました。
 一方、先週(13日)はさらに新たに羽化した個体が増えて、こんどは主役として黒い吸水集団を作り、モンキアゲハやマハデヴァオナシモンキアゲハなどを従えていました。

 一方メスは、道路沿いの原種のPagoda flower(緋桐、クマツヅラ科)で吸蜜していました。
 この辺りでメスは、今までこのベニモン型のメスしかお目にかかったことがないですね。
 いつも、このベニモン型を見ると同じような模様をしたナガサキアゲハの有尾のベニモン型のメスではないかと1頭ずつ望遠レンズで確認するのですが、ナガサキアゲハのメスにはお目にかかれていないです。 

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐シロオビアゲハその2 でご確認ください。

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 EX-FH25>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

ここから、Pagoda flowerで吸蜜するベニモン型のメスです。
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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

イワサキコノハ ‐ タテハチョウ亜科その3

 今日は、
イワサキコノハ(Doleschallia bisaltide continentalis)
です。

 タイで山へ行くしょっちゅう見かけることができます。
 昨日UPの良く似たコノハチョウより確実に個体数は多いですね。
 
 コノハチョウによく似ていますが、コノハチョウと異なり擬態はあまり上手ではありません。
 まず逃げてもコノハチョウのように木の枝に頭を隠して逆さに停まるような行為をするところは見たことがありません。
 逆さに停まることは良くしますが、肢と下腹が白いので枝や建物の木壁などの停まっても良く目立ちます。
 白っぽい枯れ葉の上に停まるとよいかもしれませんが、今度は翅が少し赤味を帯びているので目立ちますね。
 
 この子も、昨日のコノハチョウ同様あまり翅は開いてくれません。
 翅の表は、コノハチョウと違って青色がなくオレンジ色です。
 ただ模様と形はコノハチョウそっくりですね。 

 1~3枚目は、タイ中部カオヤイ国立公園内の最高峰カオキァオ山の山頂に上がる車道(空軍のレーダー基地があるにで舗装してあります。)沿いの、工事中に亡くなった方を祭った祠に飾るための布や造花に停まったところを撮影しました。
 イワサキコノハはこういう所や獣の糞などが大好きです。
 
 4、5枚目は同じくカオキァオ山の道沿いで撮影。
 6~8枚目は、サケオ県の国立公園のButterfly Areaにやって来たところを撮影。
 9枚目は、ぺブリ県の山岳地帯の国立公園のゾウの水飲み場で撮影。

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐イワサキコノハ でご確認ください。 

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<09/08/29撮影 カオヤイ・カオキァオ山 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.7>

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<09/08/29撮影 カオヤイ・カオキァオ山 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.7>

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<09/08/29撮影 カオヤイ・カオキァオ山 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.7>

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<09/10/31撮影 カオヤイ・カオキァオ山 D300 VR 105mm F/2.8G ×1.7>
まるで、花に枯れ葉が載っているように見えました。

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<09/10/31撮影 カオヤイ・カオキァオ山 D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>

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<09/10/31撮影 カオヤイ・カオキァオ山 D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>

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<10/04/03撮影 サケオ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/04/03撮影 サケオ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/04/03撮影 サケオ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>
あまり多くない翅の裏面に白点のないタイプです。
ぺブリ県の山岳地帯の国立公園内のゾウの水場にあったゾウの糞のうえで吸汁です。
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