Naturing Thailand

 タイと仕事で関わりを持って25年以上が過ぎました。 昨年、病のため2度目の駐在からやむなく帰国。 また、タイに行きたいと思っています。 はじめはタイで遺跡や仏像を中心に撮っていましたが、いつのまにか蝶や動植物が主になってしまいました・・・

March 2010

マダラタイマイ、コモンマダラタイマイ - アゲハチョウ科その29

 昨日はクセノクレスマダラタイマイを紹介しましたが、今日は昨日名前を出したその他のマダラタイマイの仲間、
マダラタイマイ(Graphium macareus)

コモンマダラタイマイ(Graphium megarus)
です。
 
 昨日紹介のクセノクレスマダラタイマイと一緒に公園内の小川の岸辺の大吸水集団の中にもいましたが、今日は同じ公園内のゾウが泥浴びをする干上がった沼の底の湿地で吸水していた蝶の集団の中に居た個体の紹介です。

 中部タイは中央の平野部が熱帯サバンナ気候で、東部の海側の山地、西側の山地と半島部が熱帯モンスーン気候に当たります。
 どちらの気候とも乾期と雨期がはっきり分かれています。
 タイ中部の寒季と暑季の前半(11~4月)はこの乾期にあたり、極端に雨の少ない時期です。
 このペブリ県の国立公園のある山岳地域は丁度サバンナからモンスーン気候に変わるあたりで平地ほど乾燥は激しくありませんが、やはり乾期はかなり乾燥します。

 雨季から寒季の間は水のある沼になっていた場所が、暑季に入って一気に気温が上がって水が干上がり所々に水が残る500坪ほどの泥の湿地に変わっていました。
 水の溜まっているところは、ゾウの泥浴び場所になっておりゾウの足跡と新旧の糞がいたるところにありました。

 蝶にとっては絶好の吸水場所で、泥や乾いたゾウの糞上に集まって吸水をしていました。

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐マダラタイマイの仲間その2でご確認ください。

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
すべてアオスジアゲハの仲間Graphium族。
左からdoson、macareus、macareus、megarus、megarus、macareus。

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
マダラタイマイ(Graphium macareus)。
後翅の白斑の面積が小さく、地色が薄いタイプ。

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
マダラタイマイ(Graphium macareus)。
後翅の白斑の面積が広く、地色の茶色が濃いタイプ。

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
コモンマダラタイマイ(Graphium megarus)。

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
左から、megarus、macareus、macareus。

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
下段茶色のGraphium族は、左からmegarus、megarus、macareus、aristeus、aristeus、megarus、macareus、aristeus、aristeus。

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
コモンマダラタイマイの塊りです。
この写真だけぱっと見せられたら、アゲハチョウ、それもアオスジアゲハの仲間とは気づく人は少ないんじゃないかと思います。

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
今週の日曜日に、再度同じ場所に行って撮りました。
この日は、いたるところにオナガタイマイの大吸水集団がありましたが、この大きな穴の中だけはマダラタイマイが多数派の吸水集団でした。

クセノクレスマダラタイマイ - アゲハチョウ科その28

昨日、バリバリ、ドシーンの音と共に、バンコク都心は夜10時前から雷と豪雨。
久しぶりのスポット豪雨。
今日の最高気温は35℃、いよいよ真夏。
アゲハチョウの季節ですね。

今日は、マダラタイマイの仲間
クセノクレスマダラタイマイ(Graphium xenocles lindos)
です。

ミズアオマダラタイマイという名もついているようです。

先週、今週とお昼前後のペブリ県の国立公園内の蝶の集団吸水は、何箇所か見ましたがどこも茶色系のオナガタイマイとマダラタイマイの仲間と黄色系のシロチョウの仲間でいっぱいでした。

マダラチョウに擬態しているアオスジアゲハ族のマダラタイマイの仲間はすでに、マダラタイマイコモンマダラタイマイを紹介しましたが、今日のxenoclesはこの2種より1~2回り大きめで、マダラタイマイ(macareus)に比べると白斑が大きく、翅の上のシロの面積が広くなっています。
そのためコントラストが強く見えます。
英語名ではこちらがGreat Zebra、macareusがLesser Zebraとなっています。

また、翅の表の地色がmacareusより濃い焦げ茶になっています。
翅の表裏に地色、白紋の大きさなどタイワンアサギマダラにそっくりですね。

一番の特徴は、後翅の肛角部のオレンジ色の紋です。
このオレンジ色の紋のおかげで、吸水集団の中でもはっきり目立ちました。

Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐クセノクレスマダラタイマイでご確認ください。

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
xenoclesの右側の小さなオナガタイマイは、アリステウスオナガタイマイ。

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D700 VR 300mm F/2.8G×1.7>
写真真中のxenoclesの左側に写っている地味なマダラタイマイがmacareus。

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D300 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G ×1.5>

アゲテスオナガタイマイ  - アゲハチョウ科その27

 今日は
アゲテスオナガタイマイ(Graphium agetes agetes)
です。

 先週の日曜日、2ヵ月半ぶりにペブリ県の山岳地帯の国立公園を訪れ、初めてこのオナガタイマイに会いました。
 吸水集団に一頭だけ参加していました。

 この吸水集団にはたくさんのアリステウスオナガタイマイが参加していましたが、アゲテスはこの一頭だけでした。

 この日は、ほんの2時間ほどこの国立公園に居ただけでしたが、このアゲテスも含めてアリステウスノミウスアンティファテスと4種のオナガタイマイに会うことができました。

 集団の中でたった一頭だけだったのと、翅が痛んでいたこともあって、この日は証拠写真レベルのできの写真しか撮れませんでした。
 
 気になったので、昨日もこの蝶目当てに出撃してしまいました。
 チョットはまともな写真になったでしょうか。 

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐アゲテスオナガタイマイとその他のオナガタイマイでご確認ください。

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D700 VR 300mm F/2.8G×1.7>

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D700 VR 300mm F/2.8G×1.7>
真中の白い部分の多いオナガタイマイがアゲテス。

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<10/03/21撮影 ペブリ県 EX-FH25 HS連写 >

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D300 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G×1.5>

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G×1.7>

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G×1.7>

タイネッタイモンキアゲハ(siamensisi亜種) - アゲハチョウ科その26

今日は
プレクサスペスネッタイモンキアゲハ(Pitmani亜種)(Papilio prexaspes pitmani)
タイネッタイモンキアゲハ(siamensisi亜種)((Papilio pitmani siamensis、英名:The Banded Mormon)
です。

 カオヤイ国立公園内のラムタコーン川の川べりの、乾期で水面上に出た雨季には川底になっていた岩の上で3頭が吸水していました。
 ここは、雨季から寒季 の初めにかけては、モンキアゲハ、タイワンモンキアゲハ、シロオビアゲハなどのモンキアゲハ系のアゲハとルリモンアゲハ、ミカドアゲハがよく吸水していたところの近くです。

 Pitmaniのきれいな個体は初めて見ました。
 最初は、シロオビアゲハのオスだと思って見ていたのですが、白紋の形や幅がシロオビとは違いました。
 Papilio prexaspesはタイにはPitmani以外の亜種が他に2種類居るようですが(12年4月以降、P.prexaspesとP.pitmaniを別種としました。)、これらはタイワンモンキアゲハの前翅白帯無しタイプと見分けがつかないようです。

Exifが必要な方はフォト蔵-Pitmaniネッタイモンキアゲハでご確認ください。

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<10/03/20撮影 カオヤイNP D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/03/20撮影 カオヤイNP D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/03/20撮影 カオヤイNP D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/03/20撮影 カオヤイNP D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/03/20撮影 カオヤイNP D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

ベニシロチョウ-シロチョウ亜科その6-シロチョウ族その3-トガリシロチョウ属(Appias)その2

 今日は、オレンジ色のシロチョウ
ベニシロチョウ(Appias nero figulina)
です。

 この蝶も、その色合いから集団吸水の中でよく目立ちます。
 また、トガリシロチョウAppiasの仲間は、翅を閉じたときの立ち姿がスッとしていて美しく目立ちますね。

 ペブリ県の国立公園に行けば、毎回見ることができるのですが、Appiasの仲間はシロチョウの中でも特に落ち着きが無く滅多に草葉の上などに停まって翅を開くことをしてくれません。
 今日は、やっと撮影に慣れてきたHigh Speed EXILIMのパストHS連写を使った飛翔開翅写真も紹介します。
 
 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐ベニシロチョウでご確認ください。

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D700 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/03/21撮影 ペブリ県 D700 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/03/21撮影 ペブリ県 EX-FH25 パストHS連写>

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<10/03/21撮影 ペブリ県 EX-FH25 パストHS連写>

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<10/03/21撮影 ペブリ県 EX-FH25 パストHS連写>

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<10/03/21撮影 ペブリ県 EX-FH25 パストHS連写>
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