Naturing Thailand

 タイと仕事で関わりを持って25年以上が過ぎました。 昨年、病のため2度目の駐在からやむなく帰国。 また、タイに行きたいと思っています。 はじめはタイで遺跡や仏像を中心に撮っていましたが、いつのまにか蝶や動植物が主になってしまいました・・・

October 2009

雨季のプラプッタチャーイ国立公園の生き物(蝶、鳥以外)その1

蝶の撮影場所でたびたび登場させているプラ・プッタチャーイ国立公園。公園内に多段のナムトック・サムラーンという滝があって、以前はカオ・サムラーン国立公園と言う名前でした。いつの間にか公園近くにある岩山の上のお寺の名前に変わってしまいました。

ここと、その西側のワット・パットチャロパンポットワララ-ム寺の周辺の野山は里山系の昆虫、動植物が多く、いつもは蝶を撮っていますが、そのときに見かけて撮ったここ3ヶ月間の小さな生き物を紹介します。

今日は、お寺のある石灰岩の丘の西斜面にある花畑の熱帯カマキリ
コモン フラワー マンティス
熱帯のカマキリに中では5cmくらいと小型で地味なほうですが、なかなか日本にはいない色合いでそれなりにきれいですね。
グリーン系とピンク系の個体がいて、同じ卵からでも成長中にグリーン系とピンク系に分かれてしまうらしいです。

最初の2枚がグリーン系♀です。
3~5枚目がピンク系♀です。

5枚目で餌食になっているのはこの花畑だけで何十頭といたエリルスフタオルリシジミですね。

Exifが必要な方は、画像をクリックしてフォト蔵でご覧ください。
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DX1_6976 posted by (C)ピーミィ
<09/10/25撮影 D533 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G×1.5>

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DX1_6979 posted by (C)ピーミィ
<09/10/25撮影 D533 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G×1.5>

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DX1_6989 posted by (C)ピーミィ
<09/10/25撮影 D533 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G×1.5>

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DX1_6919 posted by (C)ピーミィ
<09/10/23撮影 D533 VR 105mm F/2.8G ×1.7>

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DX1_6883 posted by (C)ピーミィ
<09/10/23撮影 D533 VR 105mm F/2.8G ×1.7>

冥福をお祈りします - 夢見るキタカササギサイチョウ - サイチョウ類その1

私の記事中で里山系の蝶の撮影場所として何度も出てくるプラプッタチャーイ国立公園。
この国立公園の管理事務所近くの森にこのキタカササギサイチョウは居付いていました。

尾羽に損傷があって遠くまで飛べなかったようです。
ですから、写真も瞳中心のポートレートにしてあります。
DoitungさんもBlog 「タイの暮らしと野鳥」 で取り上げていた個体です。

夢見るような瞳と睫毛が印象的でした。

9月にも何度も訪れましたが見かけないので不思議に思っていましたが、公園レンジャーが以前私が写真を撮っていたことを覚えていたらしく、7か8月に管理事務所近くの送電線で感電して亡くなったことを教えてくれました。

冥福を祈ります。

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<09/06/05撮影 プラプッタチャーイNP D300 APO DG OS 120-400mm>

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<09/06/05撮影 プラプッタチャーイNP D300 APO DG OS 120-400mm>

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<09/06/19撮影 プラプッタチャーイNP D700 VR 70-300mm>

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<09/06/19撮影 プラプッタチャーイNP D700 VR 70-300mm>

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<09/06/19撮影 プラプッタチャーイNP D700 VR 70-300mm>

マダラチョウ亜科‐ルリマダラ亜族(その2)。ドウブレダイル、ミダムス、シロオビ、コレ、アルゲアルリマダラ

あくまで私が調べた範囲では、カオヤイを含む ドン・パヤーイェン・カオヤイ森林群で採取同定されて公になっているルリマダラは以下の11種。
このうち、7.と11.は昨日紹介させていただきました。

1. Euploea modesta modesta (モデスタシロオビマダラ)
2. Euploea camaralzeman camaralzeman (シロオビルリマダラ)
3. Euploea core godartii (ウスグロシロオビマダラ)
4. Euploea algea mentriesii (アルゲアルリマダラ )
5. Euploea doubledayi doubledayi (ドウブレダイルリマダラ)
6. Euploea sylvester harrisii (ルリマダラ)
7. Euploea mulciber mulciber (ツマムラサキマダラ)
8. Euploea midamus chloe (ミダムスルリマダラ)
9. Euploea klugii erichsonii (クルギイルリマダラ)
10. Euploea eunice leucogonis (マルバネマダラ)
11. Euploea radamanthus radamanthus (シロモンルリマダラ)

だんだん同定が難しいのが残ります。

まずは、そんな中で比較的楽な
 ドウブレダイルリマダラ(Euploea doubledayi doubledayi)
 後翅の外から2列目がルリマダラ型の中では最も細長いやつです。
 ピンボケを掲載させていただき申し訳ありませんが、開翅すると後翅が透けて白っぽく見えるので違いが分かりますね。

 次はパーンシーダーNPの職員が「ミダムー」と「カマラン」と教えてくれたミダムスルリマダラとシロオビルリマダラです。
 パーンシーダーNPの蝶の紹介パンフにはここで見られる190種の蝶がタイ語名で掲載されていますが、ルリマダラ属はE.core(上の3.)、E.mulciber(上の7.)の♂♀、E.midamus(上の8.)らしきやつ(タイ語-学名表で確認できませんでした。)とE.radamanthus(上の11.)の5つです。
ですが、Butterfly Areaの看板に停まった2頭がどうもどれとも違うようなので、シジミチョウを撮っていた公園レンジャーの制服を着ていたお兄さんに聞いてみました。その答えが上の2つの名前ですが、そのときは何のことか分かりませんでした。 タイ語でアルファベットの「L」は日本語の「ん」のように発音します。要するにmidamusとcamaralzemanのことですね。
ということで、ちょっぴり?はありましたが、
 ミダムスルリマダラ(Euploea midamus chloe)
 ・シロオビルリマダラ(Euploea camaralzeman camaralzeman)

 この2種類ということを信じて話を進めます。看板の上がE.camaralzeman、下がE.midamusです。
E.caramalzemanは前翅の幅が他より広く、下縁が丸くなっているのが特徴ですね。

 写真、特に裏面だけではsylvester、modesta、camaralzeman、midamusの判別は無理ですね。
 また、sylvester、modesta、camaralzeman、midamus、core、algeaの後翅裏面中央の6星はほとんど一緒ですね。
 と、言いながら、でもここまで来たらさらに行っちゃいます。

次は、
 ウスグロシロオビマダラ(コレルリマダラ、Euploea core godartii)
 前翅上端が白く透けるタイプとこのような白斑が入るタイプがありますね。
 今日、たまたまバンコクの事務所近くのコーヒーショップの天井に止まったのは白く透けるタイプで、このタイプは後翅下端の2列白斑も幅広く遠目では白帯に見えました。

次は
 ・アルゲアルリマダラ(Euploea algea menetriesii )
です。
 E.modestaやE.caramalzemanにそっくりですが、後翅下端2列目の白斑がE.doubledayiよりは短いですが細長くなっています。

そして最後に、
 モデスタシロオビマダラ(Euploea modesta modesta)
 E.caramalzemanによく似ていて前翅表面の白斑がほとんど出ないで黒っぽく見えます。幻光青色も鈍い色ですね。また、前翅はE.caramalzemanより細長いですね。

今日は長々とお付き合いいただきありがとうございました。薀蓄、同定など間違ってるぞ!とご意見のある方はコメントください。

Exifが必要な方はフォト蔵‐ルリマダラ亜族でご覧ください。
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<E. doubledayi doubledayi 09/09/26撮影、カオヤイNP D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

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<E. doubledayi doubledayi 09/09/26撮影、カオヤイNP D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>

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パーンシーダ国立公園の蝶のパンフレット、公園で見られる190種の蝶の写真とタイ語名記載。

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タテハチョウのページ。ルリマダラ属はわずかに4種のみ掲載。

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<上:E.camaralzeman、下:E.midamus 09/08/09撮影 パーンシーダNP D300 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G ×1.4>

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<E.camaralzeman 09/08/09撮影 パーンシーダNP D300 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G ×1.4>

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<E.camaralzeman 09/08/09撮影 パーンシーダNP D300 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G ×1.4>

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<E.midamus 09/08/09撮影 パーンシーダNP D300 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G ×1.4>

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<E.midamus 09/07/15撮影 カオヤイNP D300 APO DG OS120-400mm>

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<E.midamus 09/07/15撮影 カオヤイNP D300 APO DG OS120-400mm>

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<E. core godartii 09/09/27撮影、プラプッタチャーイNP D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >
見づらいですが、前翅裏面上端の斜めに入る3星見えるでしょうか?

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<E. algea menetriesii 09/08/12撮影 カオヤイNP COOLPIX P6000>
後翅下端2列目の白斑が短いですが細長くなっています。

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<E. modesta modesta 09/08/15撮影、カオヤイNP D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>

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<E. modesta modesta 09/08/15撮影、カオヤイNP D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>

マダラチョウ亜科‐ルリマダラ亜族(その1)。ツマムラサキマダラ、シロモンルリマダラ

今日から瑠璃色の幻光のルリマダラ属の蝶の紹介です。
東南アジアはルリマダラ天国で平地から山の上までルリマダラ属の蝶でいっぱいです。林の中も明るい花畑にもいっぱいですね。
そのかわり、今日の2種とE.coreを除いたら形態と斑紋と色だけでは同定がとっても難しい仲間です。
明日以降、間違ってたらどんどん訂正のご意見ください。

今日は同定が簡単な
1.ツマムラサキマダラ(Euploea mulciber mulciber )
2.シロモンルリマダラ(Euploea radamanthus radamanthus)
です。
いずれもカオヤイNPで撮影した写真です。

しばし、ルリマダラの瑠璃色の幻光をお楽しみください。

Exifが必要な方はフォト蔵‐ルリマダラ亜族でご覧ください。

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<ツマムラサキマダラ♂ 09/08/30撮影 D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

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<ツマムラサキマダラ♂ 09/09/13撮影 D300 NK VR 105mm F/2.8G ×1.7>

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<ツマムラサキマダラ♂ 09/10/23撮影 D300 NK VR 105mm F/2.8G ×1.7>

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<ツマムラサキマダラ♂ 09/10/23撮影 D300 NK VR 105mm F/2.8G ×1.7>

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<ツマムラサキマダラ♀ 09/08/12撮影 D300 APO DG OS120-400mm>

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<ツマムラサキマダラ♀ 09/08/12撮影 D300 APO DG OS120-400mm>

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<ツマムラサキマダラ♀ 09/08/30撮影 D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

ここからシロモンルリマダラです。
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<シロモンルリマダラ♂ 09/07/15撮影 D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

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<シロモンルリマダラ♂ 09/07/15撮影 D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

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<シロモンルリマダラ♂ 09/08/15撮影 D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

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<シロモンルリマダラ♂ 09/08/15撮影 D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

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<シロモンルリマダラ♀ 09/08/15撮影 D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

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<シロモンルリマダラ♀ 09/08/15撮影 D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

マダラチョウ亜科マダラチョウ亜族(その3)-カバマダラの仲間

今日はカバマダラの仲間です。
1.カバマダラ(Danaus chrysippus chrysippus)
2.スジグロカバマダラ(Danaus genutia genutia)

どちらもこちらでは里山系のマダラチョウで、昨日までのタイでの高原系アサギマダラの仲間とは棲むところが違います。
また、集団で居ることが多く、こちらでも裸地があれば必ず生えているセンダングサ系のコシロノセンダングサと思われる花で吸蜜しているのを見かけることが多いです。
そのため、この子達を撮影するときは下半身はひっつき虫の種だらけで後が大変になってしまいます。
必ずと言って良いくらいカバマダラが居ればスジグロカバマダラも居り、さらに属は違いますが同色系のヘリグロホソチョウも居ます。

今回の撮影場所は今月何度も登場のプラプッタチャーイ国立公園とその西側のワット・パットチャロパンポットワララ-ム寺の裏山です。里山系の昆虫、動植物が多くこの3連休も人がほとんど居ないのが良いですね。
23日も朝カオヤイNPのカオ・キァオに登りましたが、11時半過ぎから強い雨。1時まで待っても止まないし、人出が多いので早々と山を降りて、プラプッタチャーイNPに移動(国立公園の入場料は当日内なら一回の支払いで何箇所でも入れます)。
午後3時前からこの子らを撮って来ました。その他にアカアシフトタマムシ(大型の玉虫です)、コモンフラワーマンティス(小型の熱帯カマキリ)などが撮れました。

Exifが必要な方はフォト蔵-マダラチョウ亜族をご覧ください。
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<カバマダラ♂ 09/09/26撮影 D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

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<カバマダラ♀ 09/10/23撮影 D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

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<カバマダラ♀ 09/10/23撮影 D300 NK VR 105mm F/2.8G ×1.7>

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<カバマダラ♀ 09/10/23撮影 D300 NK VR 105mm F/2.8G ×1.7>

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<カバマダラ♀ 09/10/23撮影 D300 NK VR 105mm F/2.8G ×1.7>

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<カバマダラ♀ 09/10/23撮影 D300 NK VR 105mm F/2.8G ×1.7>

ここからは、スジグロカバマダラ。
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<スジグロカバマダラ♂ 09/10/23撮影 D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

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<スジグロカバマダラ♂ 09/10/23撮影 D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

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<スジグロカバマダラ♀ 09/09/26撮影 D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

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<スジグロカバマダラ♀ 09/08/16撮影 D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >

ff4e6e43.jpg
<スジグロカバマダラ♀ 09/10/23撮影 D300 NK VR 105mm F/2.8G ×1.7>
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