今日、明日は、この6月、7月とぺブリ県の山岳地帯にある国立公園で蝶を撮影する間に撮影した植物、花をいくつか紹介します。
このところ週のうち何日か雨が降るようになりましたが、今年の5月のタイは18年ぶりの干ばつということで、特にタイの中部以北は雨がとても少なく、いつも行っていたサラブリ県やカオヤイなどの国立公園では蝶が少なく、それで、少し南のぺブリ県の山岳地帯の国立公園に6、7月と週末に行っていました。
まず今日は、道路沿いの日の当るところに咲いていたパゴダフラワー(クマツヅラ科、Clerodendrum paniculatum、英名:Pagoda flower)とクサトケイソウ、それといつも気になる池の中に真直ぐに立つ一本の枯れ木の大木の写真を紹介します。
6月から咲き始めた林の縁に生えるパゴダフラワー(英名も同じ)には、アゲハ蝶を中心に蝶が吸蜜に集まっていました。
パゴダフラワーという名前は、赤い花の花序が円錐状になっていて、それをスリランカ式の円錐の仏塔に見立てた名前ですね。
このパゴダフラワーは多分原種のままですね。
時計草は、めしべを時計の3本の針(時針、分針、秒針)に見立てた名前です。
ただ、クサトケイソウにしろトケイソウの仲間は中南米原産だと記憶していますが、この花は野生化した園芸種でしょうか、国立公園内に結構入った道端に咲いていました。
先日、ウスベニハレギチョウやダイダイハレギチョウの吸蜜を紹介した記事では公園入り口から少し入ったところの野生化したランタナでの吸蜜写真をUPしましたが、このクサトケイソウもランタナも中南米原産ですね。
クサトケイソウは沖縄でも帰化植物化して増えているようです。
Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵 - 雨季の花(6月、7月ぺブリ県)でご確認ください。
まずは、いつも気になっていた池の中に立つ枯れ木の大木です。
早朝降っていた雨が朝には止み、この日の午前中はここの山は快晴でこの季節にはとても珍しい青空が広がっていました。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 EX-FH25 >
<10/04/24撮影 ぺブリ県 D700 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
4月にはこの枯れ木でこんな光景も見られました。
体長1m弱の小さなミズオオトカゲヒガシベンガルオオトカゲ(に訂正します。)です。
次はパゴダフラワーです。
赤い花序が円錐形に並んでいます。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
一つ一つの花は何とも言えない朱色をしています。
長ーいおしべとめしべが印象的です。
ここからはクサトケイソウ。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
とっても不思議な花の構造をしています。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
分かりにくいですが、3本のめしべと5本のおしべがあります。
めしべが時計の針、その周りを囲む様に何本も出ている基部がピンクで白く細い指のような花びらが時計の文字盤のように見えます。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
つぼみは、栗のイガのような柔らかいとげとげで覆われています。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
花が開く寸前ですね。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
実もイガのようなトゲトゲに覆われています。
良く見るととげとげの先は透明な緑色の球がが付いています。
葉の周囲にも短い同じようなトゲトゲが並んでいます。
見れば見るほど不思議な花と実です。
パッションフルーツの仲間だそうですが、これは食べれるほど大きくならないようです。
このところ週のうち何日か雨が降るようになりましたが、今年の5月のタイは18年ぶりの干ばつということで、特にタイの中部以北は雨がとても少なく、いつも行っていたサラブリ県やカオヤイなどの国立公園では蝶が少なく、それで、少し南のぺブリ県の山岳地帯の国立公園に6、7月と週末に行っていました。
まず今日は、道路沿いの日の当るところに咲いていたパゴダフラワー(クマツヅラ科、Clerodendrum paniculatum、英名:Pagoda flower)とクサトケイソウ、それといつも気になる池の中に真直ぐに立つ一本の枯れ木の大木の写真を紹介します。
6月から咲き始めた林の縁に生えるパゴダフラワー(英名も同じ)には、アゲハ蝶を中心に蝶が吸蜜に集まっていました。
パゴダフラワーという名前は、赤い花の花序が円錐状になっていて、それをスリランカ式の円錐の仏塔に見立てた名前ですね。
このパゴダフラワーは多分原種のままですね。
時計草は、めしべを時計の3本の針(時針、分針、秒針)に見立てた名前です。
ただ、クサトケイソウにしろトケイソウの仲間は中南米原産だと記憶していますが、この花は野生化した園芸種でしょうか、国立公園内に結構入った道端に咲いていました。
先日、ウスベニハレギチョウやダイダイハレギチョウの吸蜜を紹介した記事では公園入り口から少し入ったところの野生化したランタナでの吸蜜写真をUPしましたが、このクサトケイソウもランタナも中南米原産ですね。
クサトケイソウは沖縄でも帰化植物化して増えているようです。
Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵 - 雨季の花(6月、7月ぺブリ県)でご確認ください。
まずは、いつも気になっていた池の中に立つ枯れ木の大木です。
早朝降っていた雨が朝には止み、この日の午前中はここの山は快晴でこの季節にはとても珍しい青空が広がっていました。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 EX-FH25 >
<10/04/24撮影 ぺブリ県 D700 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
4月にはこの枯れ木でこんな光景も見られました。
体長1m弱の小さな
次はパゴダフラワーです。
赤い花序が円錐形に並んでいます。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
一つ一つの花は何とも言えない朱色をしています。
長ーいおしべとめしべが印象的です。
ここからはクサトケイソウ。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
とっても不思議な花の構造をしています。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
分かりにくいですが、3本のめしべと5本のおしべがあります。
めしべが時計の針、その周りを囲む様に何本も出ている基部がピンクで白く細い指のような花びらが時計の文字盤のように見えます。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
つぼみは、栗のイガのような柔らかいとげとげで覆われています。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
花が開く寸前ですね。
<10/07/04撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
実もイガのようなトゲトゲに覆われています。
良く見るととげとげの先は透明な緑色の球がが付いています。
葉の周囲にも短い同じようなトゲトゲが並んでいます。
見れば見るほど不思議な花と実です。
パッションフルーツの仲間だそうですが、これは食べれるほど大きくならないようです。