今日は、先週、今週の日曜日にぺブリ県の山岳地帯の国立公園でたくさん羽化していた蝶の中から、
シロオビアゲハ(Papilio polytes romulus)
です。

 タイ中部で見かけるアゲハチョウの中では、特定の時期と場所で大量にというとカオヤイ国立公園のルリモンアゲハの集団吸水やこの公園のオナガタイマイの大発生などがありますが、一年を通じてそれもどこの山に行っても見かけると言うとこのシロオビアゲハとミカドアゲハの仲間が最も機会が多いです。

 モンキアゲハやナガサキアゲハなど大型のアゲハチョウが多い黒系のアゲハチョウの中では一番小さいほうですね。
 
 先々週日曜日(6日)には、公園内の水辺でオスが単独または他の吸水する蝶の集団の隅っこでと至る所で吸水していました。
 一方、先週(13日)はさらに新たに羽化した個体が増えて、こんどは主役として黒い吸水集団を作り、モンキアゲハやマハデヴァオナシモンキアゲハなどを従えていました。

 一方メスは、道路沿いの原種のPagoda flower(緋桐、クマツヅラ科)で吸蜜していました。
 この辺りでメスは、今までこのベニモン型のメスしかお目にかかったことがないですね。
 いつも、このベニモン型を見ると同じような模様をしたナガサキアゲハの有尾のベニモン型のメスではないかと1頭ずつ望遠レンズで確認するのですが、ナガサキアゲハのメスにはお目にかかれていないです。 

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐シロオビアゲハその2 でご確認ください。

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 EX-FH25>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

ここから、Pagoda flowerで吸蜜するベニモン型のメスです。
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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/06/06撮影 ぺブリ県 D300 VR 70-200mmF/2.8G ×1.7>