今日もまずバンコク情勢から。

1.今朝は非常に天気が良く、私のホテルの客室から見える都心部は、朝焼けに照らされて非常にきれいでした。
 昨日までの、火災の煙も一掃され、南は川沿いの高級ホテル群から北はムアントンタニのコンドミニアム林まで、西はノンタブリのあたりまで良く見えます。
 火災による煙は見える範囲の都中心と西側には一本も上がっていません。

2. 今日は、午前10時過ぎに首都高速でクロントゥーイまで行き、クロントゥーイからラマ4世道路まで行ってきました。
 ラマ4世は昨日はプラカノンからソイ26までしか行けませんでしたが、今日は高速入り口までは行けました。
 ただ、火事で全焼した首都電力公社の前は片側車線だけでしたね。
 そこから、鉄道沿いにスクンビットまで北上しましたが、ちょうどまた作戦のため軍幹部が中心部へ入るで2時間封鎖すると言われ、そこから都心部へは行けませんでした。
 今日昼の時点では、ちょうどチャラーム・マハナコーン高速(通常ディンデーン高速と呼んでいる首都高速)から西側がラマ4世、スクンビット、ぺブリ、ディンデーン‐アヌサワリーとも封鎖状態でした。
 その後、一部は通れるようになったらしいですね。

3.一昨日から爆弾の被害でテロップしか流せていなかったチャンネル3が復旧。
 午後1時55分からアピシット首相のTV演説を見聞きしました。
 12:15からやると発表があって1時間半遅れでわずかに15分間。
 ただタイ語だけではなくて英語の要約もアピシット首相自ら発表しました。
 内容は、「国際的な基準と法にしたがって国民の生命を守り、秩序回復に努めた。今、心配なのは影響を受けた国民の心。 将来的には治安の維持、国民を害している規則の撤回や公正な司法手続きなどを進める。国民和解を進めたい。」という趣旨で、経済回復などにも言及していました。

4.その後、TVのニュースの中でサイアム・スクエアの商店の人たちが、店の前でインタヴューを受けているのを見ました。
 中心部にも一部は入れるようになったようです。

5.シーロムやスリウォンに事務所のある友人たちから、今日やっと今週初めて事務所に入れたというメールや電話がいくつか入ってきました。
 復旧は確実に進んでいますね。

6.日本人商工会議所より、本日タイ政府から今回のデモに関して損害を被った企業に対する「支援センター」の設置について案内があり、問い合わせたところ、
・同センターにおいて企業に生じた被害の補償の受付を行う
・被害補償受付の対象は火災・盗難等の直接的被害、売上減等の間接的被害、地域、企業規模などは問わない。
などの回答があった旨、連絡がありました。




 さて本題です。

 今日は、
アジアテングチョウ(Libythea narina rohini)
です。

 昨日のキオビテングチョウに比べると、全体的に白っぽいイメージです。
 翅の裏面の地色が白っぽい上に、斑紋の色も昨日のキオビがオレンジ色をしていましたが、こちらはほとんど白色です。

 昨日のキオビテングチョウと同じく日当たりの良いところで良く見かけましたが、暑季のぺブリ県の山岳地帯の国立公園、カオヤイ国立公園のラムタコーン川沿いはこちらのほうが多かったように思います。

 この子もやはりほとんど翅を開いて停まってくれませんでした。
 
 今日の写真は、1枚目がカオヤイ国立公園の園内の滝の近くにある駐車場の脇、2枚目以降がぺブリ県の山岳地帯の国立公園内のゾウの泥浴び場が乾いて凸凹になった場所です。

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐タイ中部のテングチョウ3種でご確認ください。

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<10/01/09撮影 カオヤイNP D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/03/28撮影 ぺブリ県 EX-FH25 >

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<10/03/28撮影 ぺブリ県 EX-FH25 >

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<10/04/10撮影 ぺブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/04/10撮影 ぺブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>