<10/01/09撮影 カオヤイNP D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
今日は
・モリノオナガシジミ(Cheritra freja evansi, CN:Common Imperial)
です。
前翅長が約20mmもあり、長い尾を抜きにしても最大級のシジミチョウですね。
私が見た中でも最大のシジミチョウです。
今回は
写真1~3:♂その1
写真4~6:♂その2 尾欠
写真7、8:♀
です。
いずれもカオヤイ国立公園のキララ第2ポイントで撮影しました。
この日は曇りがちで、この子達3頭が次から次に森の中からフワフワと飛んできて翅を開いてくれました。
非常に長い尾をはためかせながら優雅に飛ぶ姿もとても綺麗でした。
今度は飛翔撮影に挑戦しますね。
長い尾を持つシジミチョウは、このほかにも何種類かをタイで見ることができますが、この子たちの尾が一番長いですね。
また、この子達は2本の尾のうち上側が極端に長くなっています。
上側の尾が長いほうが、翅を閉じて停まった姿がスッとしていて凛々しく見えます。
明日紹介予定のHypolycaena amasaがタイで私が会ったシジミチョウの中では2番目に尾が長いシジミですが、こちらは下側の尾が長いタイプです。
この下側の尾が長くなっているアマサは、停まった姿が女性的でやさしいイメージがありますね。
スソビキやオナガのシジミチョウはオスの翅の表面が青、紫、瑠璃色が乗り美しく、メスの翅の表面が茶、褐色などでオスに比べて地味というのが多いですね。
この子達もオスの翅の基部と前翅上端外側に紫が薄っすらと乗っています。
Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵-Cheritra freja2010にてご確認ください。
<10/01/09撮影 カオヤイNP D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
2本の尾のうち上側が極端に長くなっています。
そのため、翅を閉じて停まった姿は尾が長いにもかかわらずバランスが取れており、スッと立つ姿は凛々しくさえ見えます。
<10/01/09撮影 カオヤイNP D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
♂です。
♂の翅の表面には薄っすらと紫色が基部と前翅上端を中心に乗っています。
<10/01/09撮影 カオヤイNP D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
これも♂です。
表面が結構色が濃くて綺麗でしたが残念ながら特徴の長い尾が切れていました。
<10/01/09撮影 カオヤイNP D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
<10/01/09撮影 カオヤイNP D700DXクロップモード NK Fisheye 10.5mm F/2.8G×1.5>
紫色がかなり濃く乗っています。
<10/01/09撮影 カオヤイNP D300 VR 300mm F/2.8G×1.7>
こちらは♀です。
<10/01/09撮影 カオヤイNP D300 VR 300mm F/2.8G×1.7>
♀の表面は紫色が乗らず、全面チョコレート色をしています。
熱帯の蝶や鳥、見るもの聞くもの日本人の私には初めてのものばかりです。
分からないことばかりで適当なこと書いてますので、厳しいコメントも大歓迎です。
勉強するだけじゃなく、こちらも勉強させてくださいね。