今日は、カオヤイ国立公園の旧タイワンヒメシジミ広場で撮影した、
カスリドウボソカミキリ(Pothyne variegata
です。

 何度かサラブリやカオヤイで出会っていますが、今日の子はそれまで会ったことのある20~25㎜ほどの子たちと違い35mmほどの大きな子。
 『絣(かすり)』の名前の通り、絹絣のような模様をちりばめた綺麗なカミキリです。
 細い枝に、触覚も真直ぐ伸ばしてべたっと抱き着いていたので、見逃すところでした。

 日本の南西諸島にもいて、生育する島によって4亜種がいるらしい。
 トカラ、奄美、徳之島のカスリ、沖縄のオキナワカスリ、沖永良部のエラブカスリ、八重山のヤエヤマカスリとちょっとずつ色合や文様も違うらしく、興味が湧きます。
 ただ、今回カオヤイで会えたような大物はおらず、20㎜前後の大きさらしいですね。

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<07Jun'2014, Khao Yai NP> 以下同左

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