クーデターの翌日から見れなくなっていたNHKの海外向け放送が、本日タイ時間午後7時前から見れるようになりました。
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本題です。
今日から2ヶ月ほど、この4、5月のチェンマイ訪問時に撮影したチョウが続きます。
まず今週は、山地性のアゲハチョウたちです。
まず第一弾、
・ テングアゲハ(Teinopalpus imperialis imperatrix, CN:The Kaiserihind)
のオスです。
昨日の記事でちょっと触れましたが、このチョウのタイでの第一発見者はTing さんです。
1984年に彼が最初の一頭を発見したミャンマー国境のDoi Pha Hom Pokは、当時のビルマの麻薬マフィアの縄張りで、山頂への道には地雷が沢山埋まっていた状態でした。
インドのダージリン等へ行って、テングの生息地を見てきたTingさんは、タイ国内にもテングがいると信じ、 地雷の埋まったDoi Pha Hom Pokの山頂への道を登っていき、ついにテングアゲハを発見しました。
タイ国内では極限られた2千メートル級の山の山頂しか生育地は知られていません。
今日の写真は、勇気と信念でテングアゲハをタイで初めて発見したTingさんが、その後見つけたやはりチェンマイ県の山岳地帯の生息地の一つで撮影しました。
4月にも一度訪れましたが、その時は会えませんでした。
5月はバンコクの虫おじさん組に、IさんとTingさん、そして日本から参加のツノゼミ愛好家、ミュージシャンの知久寿焼さんが同行してくれました。
メンバーに恵まれて?、今回は目的達成できました。
<11May'2014, Chiang Mai> 以下同左
下の写真の山頂の小さな草原を囲むように茂った照葉樹の日の当たる最も高い所を朝一番に占有しにやってきたのが今日のテングアゲハのオスでした。
時間は、午前10時。
その後、クロカギバアゲハ(M.lachinus)やタイワンタイマイ(G.cloanthus)、オオクジャクアゲハ(P.arcturus)などの山地性のアゲハチョウたち、そしてウスイロフタオチョウ(P.dolon)などが次々にやってきては、陣地獲りバトルを繰り広げてくれました。
肝心のテングアゲハは低いところに降りて来ることもなく、15分ほどで飛んで行ってしまいましたが、今までのチョウとの出会いで最も興奮する時間を過ごせました。
途中、テングアゲハのメスらしき個体も樹上を飛んでやって来て、Iさんが『メスかも、ヤバ過ぎ』と叫んでおられましたが、気持ちは良~っく分かりました。
メスもタイで働いている間に、一度は撮影したいですね。
テングの名の由来、アゲハチョウでは珍しい長い鼻(バルビ)が何とか分りますね。
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本題です。
今日から2ヶ月ほど、この4、5月のチェンマイ訪問時に撮影したチョウが続きます。
まず今週は、山地性のアゲハチョウたちです。
まず第一弾、
・ テングアゲハ(Teinopalpus imperialis imperatrix, CN:The Kaiserihind)
のオスです。
昨日の記事でちょっと触れましたが、このチョウのタイでの第一発見者はTing さんです。
1984年に彼が最初の一頭を発見したミャンマー国境のDoi Pha Hom Pokは、当時のビルマの麻薬マフィアの縄張りで、山頂への道には地雷が沢山埋まっていた状態でした。
インドのダージリン等へ行って、テングの生息地を見てきたTingさんは、タイ国内にもテングがいると信じ、 地雷の埋まったDoi Pha Hom Pokの山頂への道を登っていき、ついにテングアゲハを発見しました。
タイ国内では極限られた2千メートル級の山の山頂しか生育地は知られていません。
今日の写真は、勇気と信念でテングアゲハをタイで初めて発見したTingさんが、その後見つけたやはりチェンマイ県の山岳地帯の生息地の一つで撮影しました。
4月にも一度訪れましたが、その時は会えませんでした。
5月はバンコクの虫おじさん組に、IさんとTingさん、そして日本から参加のツノゼミ愛好家、ミュージシャンの知久寿焼さんが同行してくれました。
メンバーに恵まれて?、今回は目的達成できました。
<11May'2014, Chiang Mai> 以下同左
下の写真の山頂の小さな草原を囲むように茂った照葉樹の日の当たる最も高い所を朝一番に占有しにやってきたのが今日のテングアゲハのオスでした。
時間は、午前10時。
その後、クロカギバアゲハ(M.lachinus)やタイワンタイマイ(G.cloanthus)、オオクジャクアゲハ(P.arcturus)などの山地性のアゲハチョウたち、そしてウスイロフタオチョウ(P.dolon)などが次々にやってきては、陣地獲りバトルを繰り広げてくれました。
肝心のテングアゲハは低いところに降りて来ることもなく、15分ほどで飛んで行ってしまいましたが、今までのチョウとの出会いで最も興奮する時間を過ごせました。
途中、テングアゲハのメスらしき個体も樹上を飛んでやって来て、Iさんが『メスかも、ヤバ過ぎ』と叫んでおられましたが、気持ちは良~っく分かりました。
メスもタイで働いている間に、一度は撮影したいですね。
テングの名の由来、アゲハチョウでは珍しい長い鼻(バルビ)が何とか分りますね。
カオヤイさんが、おひとりで先に撮影していると思うと、年も考えずに山道を走ってしまいました。ポイントに着いた時点ですでに心臓が口から飛び出しそうに。 さらにテングを見て心臓はさらにバクバク。
死なずに済んで良かったと思いました。
V2に変えるとか、テレコンダブルで嚙ますとかもっと大きく写す手段は、いろいろ考えて用意していましたが、そんな暇なかったですね。
でも、見れただけで私は一応満足でした。