Naturing Thailand

 タイと仕事で関わりを持って25年以上が過ぎました。 昨年、病のため2度目の駐在からやむなく帰国。 また、タイに行きたいと思っています。 はじめはタイで遺跡や仏像を中心に撮っていましたが、いつのまにか蝶や動植物が主になってしまいました・・・

ヤマオオイナズマ - イチモンジチョウ亜科その2

 今日は、
ヤマオオイナズマ(Lexias dirtea merguia)
です。

 ソンクラン休みの中日、4月14日にペブリ県の山岳地帯の国立公園内を流れるシャム湾に注ぐプランブリ川の源流に当る小川の岸辺で撮影しました。
 この日、この小川が未舗装道路と交差して明るくなった岸辺では、何百頭というフチグロヒョウモンがいくつも大吸水集団を作っていましたが、その近くの木々で少し暗くなって木漏れ日が当たるところでは、熟して落ちた木の実に誘われたのか数種類計十数頭のイナズマチョウとワモンチョウに会うことができました。

 今日紹介のヤマオオイナズマもその一つで、オス2頭とメス1頭を撮影できました。
 オスはイナズマチョウの中でもその大きさと、青紫の模様で明日紹介のサトオオイナズマと並んで美しく目立ちますね。
 メスは、昨日のシロモンオオイナズマと模様はそっくりですが配色がちょっと地味かなと言う感じです。  

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐タイ中部地域のオオイナズマでご確認ください。

まずは2頭のオスです。1~3枚目が同一個体です。
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<10/04/14撮影 ペブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
4月のタイの強烈な太陽光線の木漏れ日が翅の下部に当たり、いろいろ調整しましたが一番きれいな青い部分が白とび気味になってしまいました。

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<10/04/14撮影 ペブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
こちらは何とか、翅の表面の青色の美しさが分かると思いますがいかがでしょう。

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<10/04/14撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
青、水色、紫と何とも言えないグラデーションです。

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<10/04/14撮影 ペブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4 外部ストロボ>
こちらはちょっと疲れて傷つき気味のオスの個体です。

ここからはメスの個体です。
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<10/04/14撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
擦り切れた翅のメスを見かける機会が多いイチモンジチョウにあって、なかなか綺麗なメスの個体でした。
昨日紹介のシロモンオオイナズマのメスと違い翅の外側の斑紋が薄いオレンジ色になっています。
後翅下部の模様の水色はシロモンほどはっきりしていません。

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<10/04/14撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/04/14撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/04/14撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

シロモンオオイナズマ(クロオオイナズマ)- イチモンジチョウ亜科その1

 今日から三日間はオオイナズマです。
 タイでは6種のオオイナズマ(Lexias)とその亜種が記録されていますが、タイ中部に居るのは、L.albopunctata、L.dirtea、L.pardalisの3種のようです。
 今日から三日間タイ中部のこの3種を紹介します。

 まず今日は、
シロモンオオイナズマ(クロオオイナズマ)(Lexias albopunctata albopunctata)
メスです。
ーーーーーーーー
和名について
 美しいメスの翅表の色の特徴から和名を付けると
「シロモンオオイナズマ」
は納得の名前ですが、『タイ国の蝶Vol.3(木村勇之助コレクション)木曜社2016』では、オスの翅表の色合いの特徴から、
「クロオオイナズマ」
の和名が採用になりました。
ーーーーーーーー

 オスのほうが派手な色合いの多いイチモンジチョウ、イナズマチョウの中で珍しくオスのほうが地味なイナズマチョウです。
 と言っても実は、オスは多分まだ見たことがありません。
 他の2種と同じく文字通り大型のイチモンジチョウで、特にメスの翅の表面は白と水色の斑紋ですから、薄暗い林の中を飛んでくる姿はかなり目立ちました。

 メスは、サラブリ県の滝のある国立公園の滝の下流沿いで何度も見かけるのですが、いつもは今日最後の2枚の写真のように翅の痛んだ個体ばかりでした。
 同じ日に、同じ場所の近くで羽化したてでは無いのですが翅がきれいで、特徴の後翅下部の青い斑紋が比較的はっきり見える個体を撮影できました。
 
 私の場合だけかもしれませんが、翅の痛んだ個体に出会う確率が多いイナズマのメス、そんな中でこの個体は痛みの少なさ、美しさで群を抜いていました。

 今日から三日間のオオイナズマ3種、オスはかなり違いがあるのですがメスは、3種ともそっくりですね。
 どうか三日間とも飽きずに見て、違いを見つけてください。

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐タイ中部地域のオオイナズマでご確認ください。

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<10/04/04撮影 サラブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/04/04撮影 サラブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/04/04撮影 サラブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/04/04撮影 サラブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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<10/04/04撮影 サラブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

マラヤウラギンシジミその2 ‐ シジミチョウ科その21

 今日は、昨日記事の中で紹介した翅を閉じて吸汁中の
マラヤウラギンシジミ(Curetis saronis indosinica)のオスです。

 Manfrottoのカーボンファイバー三脚や一脚を太陽の下で使っていると良くカーボンファイバー部分に蝶が吸汁(?)にやって来ます。
 良く停まってくれる蝶はシジミチョウ、フタオチョウ、イチモンジチョウ、イワサキコノハなどの仲間ですね。

 この日も、昨日UPした開翅写真を撮影していたらそのうち、328を載せていた三脚と登山用のカメラバッグに停まっては吸汁を始めました。
 おかげで、葉に停まるときはほとんど閉じなかった翅を閉じて停まるので翅裏も至近距離で撮影できました。

 タイに何種類か居るウラギンシジミの仲間の中で、翅裏が一番すっきり白いのと、形も丸みを帯びてなかなか立ち姿も綺麗です。
 他のウラギンシジミの翅裏はみんなサビが結構入っています。

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐マラヤウラギンシジミでご確認ください。

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>
これがManfrottoのカーボンファイバー製の三脚の脚です。
シジミチョウの大好物のようで、良く晴れた日にシジミチョウが停まります。

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<10/03/28撮影 ペブリ県 EX-FH25 HSパスト連写>

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<10/03/28撮影 ペブリ県 EX-FH25 HSパスト連写>
一緒に写っているのは328のストラップです。

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>
どうも、プラスチックファスナーがおいしいようです。

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D700 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

マラヤウラギンシジミその1 ‐ シジミチョウ科その20

 今日、明日は、
マラヤウラギンシジミ(Curetis saronis indosinica)
です。

 この種は、日本のウラギンシジミと比べると翅裏の模様がすっきりしていて、翅の形も丸みを帯びています。
 
 熱帯の強烈な陽射しに輝くオスの翅の表面の濃いオレンジ色は英名:Sunbeam Butterflyの名前の通りですね。

 今日は、タイの真夏の陽射しに輝くオスの開翅写真を紹介します。
 タイに何種類か居るウラギンシジミの中ではこの種のオスがオレンジ部分の面積が一番広いです。
 その他の種は、黒の縁取りがもっと太く、後翅の下半分部くらいが黒に見える種が多いですね。

 この日は、草の葉の上に停まったときは必ず翅を太陽に向けて開いていました。28℃と気温が低いわけではなくよほど太陽の光が好きなように見えました。
 それともやはりキララなどと同じくディスプレー行動なんでしょうか?
 
 一方、このウラギンシジミ、汚物などが好きなようで、獣糞や私の汗が滲み込んだ登山用のカメラバッグに停まっては吸汁をしていましたが、その時は翅を必ず閉じていました。

 また、シジミ蝶の仲間が大好きな私のManfrottoのカーボン三脚の脚にも他のシジミ蝶同様停まってくれましたがこの時も翅は閉じていました。

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐マラヤウラギンシジミでご確認ください。

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

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<10/03/28撮影 ペブリ県 D300 VR 300mm F/2.8G ×1.7>

アオスソビキアゲハ - アゲハチョウ科その32

今日は、
アオスソビキアゲハ(Lamproptera meges virescens)
です。

 世界最小のアゲハチョウ、スソビキアゲハ属の1種です。
 カオヤイなどの東部森林地帯では同属のシロスソビキアゲハ(Lamproptera curius curius)を良く見かけましたが、このL. megesはペブリ県で初めて見ました。

 ペブリ県の山岳地帯の国立公園を流れる小川の岸で、スコールの後に撮影しました。
 シロスソビキアゲハよりさらに小さいように見えました。
 スソビキアゲハ定番のポンピングも観察、撮影できました。

 Exif情報の詳細が必要な方は、フォト蔵‐アオスソビキアゲハでご確認ください。

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<10/04/17撮影 ペブリ県 D700 VR70-200mmF/2.8G ×1.7>
 シロスソビキアゲハもそうでしたが、スソビキアゲハの仲間は、この写真のようにはっきり水で濡れたところや、水がたまったところで吸水しますね。

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<10/04/17撮影 ペブリ県 D700 VR70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/04/17撮影 ペブリ県 D700 VR70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/04/17撮影 ペブリ県 D700 VR70-200mmF/2.8G ×1.7>

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<10/04/17撮影 ペブリ県 EX-FH25>
 画像をクリックして大きくしていただければ、ポンピングをはっきり見ることができます。
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