Naturing Thailand

 タイと仕事で関わりを持って25年以上が過ぎました。 昨年、病のため2度目の駐在からやむなく帰国。 また、タイに行きたいと思っています。 はじめはタイで遺跡や仏像を中心に撮っていましたが、いつのまにか蝶や動植物が主になってしまいました・・・

オビモンアゲハ-アゲハチョウ科その10

ここのところパーンシーダ国立公園で撮影した吸水中の蝶の写真が多いですが、今日もフタオチョウなどを撮影したのと同じ日にパーンシーダ国立公園のButterfly Areaで撮影した
オビモンアゲハ(Papilio demolion demolion)
です。

タイも日本と同じくアゲハチョウ族Papilioは大半が黒系、カラス色系のアゲハ蝶ですが、その中では前翅から後翅にかけてクリーム色の帯が走るこの蝶は美しいほうだと思います。
表面はクリーム色の帯を除けば普通の黒系Papilioと同じ系の色ですが、裏面は翅の付け根から白帯までは白斑の入るチョコレート色、帯から外の後翅は黒、オレンジ、白の斑紋と可愛らしい尾となかなか綺麗です。

Exif情報の必要な方はフォト蔵-オビモンアゲハ2009でご確認下さい。

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<09/08/09撮影 D300 VR ED 18-200mm F/3.5-5.6G>

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<09/08/09撮影 D300 VR ED 18-200mm F/3.5-5.6G>

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<09/08/09撮影 D300 VR ED 18-200mm F/3.5-5.6G>

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<09/08/09撮影 D300 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G×1.4>

<<09年12月07日に追加書き込みです。>>5ea85b9d.jpg
<09/08/09撮影 D300 VR ED 18-200mm F/3.5-5.6G>
オビモン2頭の右のやや小さめなのはマハデヴァオナシモンキアゲハです。
この写真では前翅裏面に特徴になっている白点が見えますが、この写真の左翅前面および3枚目の写真では前翅表面には白点が見えません。
マハデヴァのオスでは、前翅裏面には特徴の白点が必ずはっきり出ますが、前面は無かったり薄くなったものがあります。

フタオチョウ亜科その4-チャイロフタオチョウ

昨日までの3回は、フタオチョウ属(Polyura)に属するフタオチョウの仲間でしたが、今日はアフリカフタオチョウ属(Charaxes)に属する
チャイロフタオチョウ(Charaxes bernardus hierax)
です。

フタオチョウと名前がついていますが、Polyuraに比べると尾は短めで、1本しか目立ちません。
この1本もメスのほうがやや長めという話を聞きます。
しかし、飛び方を見ればやっぱりフタオチョウ、Polyura族のフタオチョウよりより激しい飛び方をします。
近くを飛ばれると「バラバラバラ・・・・」という羽音が聞こえます。

また、Polyura属以上に獣糞や尿などの汚れ物が大好きで良く停まっているのを目にします。
こちらの蝶の採集のプロたちは、Polyuraも合わせてエビやカニで集めると言う話を聞きます。

1、2枚目が同一個体であとは別個体ですが、翅の色、紋様は少しずつ異なっています。
色合いはチョコレート色から黒っぽいの黄色っぽいの赤っぽいのとありますし、前後翅の真ん中に白帯紋の入るものなどもいますが、すべてC.bernardusです。

1~5枚目までがパーンシーダ国立公園で、最後の2枚がプラプッタチャーイ国立公園での撮影です。

Exif情報が必要な方はフォト蔵-フタオチョウ亜科でご確認ください。

1~3枚目は、パーンシーダ国立公園内に設けられた蝶の吸水用の砂場でButterfly Areaと看板が出ています。
1、2枚目は同一個体で、2枚目で表面のツマグロが見えています。
この個体の裏面の紋様が一番見かける色と模様です。
0b73235d.jpg
<09/08/09撮影 パーンシーダNP D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G ストロボ>

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<09/08/09撮影 パーンシーダNP D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>

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<09/08/09撮影 パーンシーダNP D300 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G×1.4 ストロボ>
この個体は、前後翅の中央に模様に沿って帯状に白くなっているところがありますが、表面も多分同じように白い帯があるはずです。

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<09/08/22撮影 パーンシーダNP D300 VR 105mm F/2.8G×1.4>
この個体も翅に白帯紋がありますね。

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<09/08/22撮影 パーンシーダNP D300 VR 105mm F/2.8G×1.4>
この個体は、色味が全体的に赤黒いですね。

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<09/11/01撮影 プラプッタチャーイNP D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G >
手前の枯葉が邪魔ですが、うまい具合に翅を開いてくれました。
ツマグロで縁に沿って黒い帯が翅の周囲を回っていて、」色といい黒い紋といいイワサキコノハに似ていますね。

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<09/06/19撮影 プラプッタチャーイNP D700 APO DG OS120-400mm >
どちらも多分オスだと思います。
結構、テリトリー意識が強いのに仲良く逆さにされたごみ箱の底の汚物を吸っています。
こんなシーン始めてみました。

フタオチョウ亜科その3-ヤリサスフタオチョウとチビフタオチョウ

今日は、昨日までの白を基調としたフタオチョウ達から薄いチョコレート色の地に薄黄緑色の大きな紋が特徴で、紋の周りや翅の縁取りも美しい
ヤリサスフタオチョウ(Polyura jalysus jalysus)
チビフタオチョウ(Polyura athamas athamas)
です。

珍しくこの2種の2ショットも撮れました。

Exif情報が必要な方はフォト蔵-フタオチョウ亜科でご確認ください。

まずは、ヤリサスフタオチョウです。
薄いチョコレート色の地と薄黄緑色の大きな紋の対比が綺麗です。
a12b8126.jpg
<09/08/09撮影 パーンシーダNP D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G ストロボ>

こちらが、チビフタオチョウ。
ストロボ撮影で少し赤色が強調されすぎですね。
99ad5b23.jpg
<09/08/22撮影 パーンシーダNP D300 VR 105mm F/2.8G ×1.4 ストロボ>

チビフタオチョウの開翅ですが、木漏れ日が直接あたって少々白飛び気味です。
c77b8483.jpg
<09/08/22撮影 パーンシーダNP D300 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

この2種の2ショットはじめて見ました。
84b46481.jpg
<09/08/22撮影 パーンシーダNP D300 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

フタオチョウ亜科その2-ホウセキフタオチョウ

今日は、
ホウセキフタオチョウ(Polyura delphis delphis)
です。

後翅に尾が2本出ていることを除けば、表面は黒い縁取りのあるクリーム色なので、以前は高速の大型シロチョウだと思って多分かなり見逃していたんだと思います。

昨日ご紹介したフタオチョウは結構派手目で綺麗ですが、このホウセキフタオチョウの裏面の模様は、上品で綺麗ですね。
2枚目の写真の、光に透かした翅はそれこそ宝石を散らしたようで撮影したときはなかなか綺麗でした。

1枚目は、サケオ県のパーンシーダ国立公園、
2枚目は、サラブリ県のプラプッタチャーイ国立公園での撮影です。

Exif情報が必要な方はフォト蔵-フタオチョウ亜科でご確認ください。

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<09/08/09撮影 パーンシーダNP D700 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>

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<09/09/27撮影 プラプッタチャーイNP D300 VR 105mm F/2.8G ×1.7>

フタオチョウ亜科その1-フタオチョウ

今日からフタオチョウの仲間の紹介です。
まずは、亜科の名前になっており沖縄にも亜種が居る
フタオチョウ(Polyura eudamippus nigrobasalis)
です。

この蝶と明日紹介予定のホウセキフタオチョウは、超高速で飛び、表面(残念ながらちゃんとした写真が撮れてません)が黒と白、薄い黄色なので、遠くから見るとウスキシロチョウか何かの超高速飛行のシロチョウのように見え、ずーっとシロチョウの仲間だと思っていました。
きれいな蝶だと分かっていたので、いつかみたいなと思っていたのですが、ずーっと見逃していたんですね。

ところが、今年息子(といってももう商社マンですが)がタイに来た時、無理やり一日カオヤイ国立公園につき合わせて撮影機材持ちに使いました。
その時、ビジターセンターで昼食を摂っているとラムタコン川の上を超高速で行ったりきたりしている白い蝶がいて、停まったら何と憧れていたホウセキフタオチョウです。
あわてて車にカメラを取りに戻ったのですが間に合わず、息子に撮れなくて残念だったねと言われたから大変です。
あいつにだけは慰めて欲しくなかったのに、息子の帰国後悔しさが募ります。
翌週、リベンジで出かけたのが蝶で有名なパーンシーダ国立公園。
そこで、一日でホウセキフタオチョウを含め5種類のフタオチョウに出会えました。

飛び方が分かったら、いたるところでフタオチョウに遭えました。
雨季の終わりに集中する、サラブリやアユタヤのお寺へのタンブン(タイ式のお寺への寄進です。)に行くと必ずと言っていいくらいフタオやホウセキフタオにお寺の周りの林や草地で出会えました。
もちろん良く行くカオヤイやプラプッタチャーイの国立公園にも実は何種類も居たんですね。

飛び方は、シロチョウ高速飛行隊のツマベニがヒューン、ヒューン、アサギシロチョウやウスキシロチョウがピューン、ピューンと飛ぶ感じとするとバキューンといった感じです。
近くを飛ぶときは「パタパタパタパタ・・パラララララ・・・・」といった羽音が実際に聞こえます。

残念ながら、開翅写真撮れていませんが、ここのところ涼しくなってきて今までやはり滅多に翅を開かなかったアサギシロチョウやトガリシロチョウなどが朝方はベターっと開いている姿を多く見かけるので期待しています。

Exif情報が必要な方はフォト蔵-フタオチョウ亜科でご確認ください。

1枚目、2枚目はパーンシーダ国立公園内の林道際に蝶の吸水用にButterfly Areaとして設けられた砂地です。
魚眼レンズを持って腹ばいになって両手を少しずつ伸ばして、ファインダーを遠目で見ながらAFして撮っています。
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<09/08/09撮影 パーンシーダNP D300 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G×1.4>

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<09/08/09撮影 パーンシーダNP D300 NK Fisheye 10.5mm F/2.8G×1.4>

3378e5b5.jpg
<09/08/22撮影 パーンシーダNP D300 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

1630fb1b.jpg
<09/08/22撮影 パーンシーダNP D300 VR 105mm F/2.8G ×1.4>

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